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2021年6月11日金曜日

第4回『賃労働と資本』の学習 前回学習したのが5月21日でした。時間も大幅に経過してしまいましたので、少しさかのぼってから、3に 入ります。 今日は6月11日です

 第4回『賃労働と資本』の学習 前回学習したのが5月21日でした。時間も大幅に経過してしまいましたので、少しさかのぼってから、3に 入ります。 今日は6月11日です。新型コロナウイルス感染症に対する緊急事態宣言やまん延防止策などが取られています。世界では1億7000万人が感染し、約380万人が亡くなってしまいました。


 このような事態は、歴史上を見てもそれほど多いものではないので、パンデミックとして歴史に大きなページを割くことになるのでしょう。

 科学が進歩してワクチンなどの製造も早くできるようになり、そした面では人類は進歩しているのです。それに大きな影響を与えているのは情報通信関係の技術的な進歩ではないかと思うのです。

  ウイルスの DNA 鑑定などは、即座に世界的に広がり、ワクチン製造のスピードを早めたと言うことです。 

 それでは、今日の学習に入ります。 



『賃労働と資本』という表題で論文を連載した。その後これは単行本で発行されたが、マルクスの死後、1891年に、エンゲルスが、いままでの版に必要な修正をくわえて、新版を発行した。これが現在の『賃労働と資本』であり、この訳本の原本である。


 マルクスがこの講演をやった1847年、この論文を書いた1849年という年を考えていた

だきたい。1849年には、マルクスはまだ31歳の若さであった。


 しかしこのころには、マルクスはエンゲルスとの協力をとおしてすでに科学的社会主義すなわち共産主義の理論を確立していた。前年の1848年には、二人の共著で『共産党宣言』が出ている。


 同時にこの1848年は、ヨーロッパ大陸全体が民主主義革命のあらしでゆらいだ年であった。パリでも、ウィーンでも、ベルリンでも、民衆は武器をとってたちあがった。そしてマルクス自身も、この革命のあらしの渦中に積極的に参加したのである。


しかし、1848-49年の革命は、どこでもブルジョアジーの裏切りのために敗北した。こ

れ以後、労働者階級は、ブルジョアジーとともにではなく、ブルジョアジーに抗して、民主主義革命の旗をおしすすめなければならなくなる。

 

 ブルジョアジーとの階級闘争をとおして、民主主義革命を達成し、つづいて社会主義革命をおこなわなければならない。だが、労働者階級が本当にその能力をもち、正しい戦略と戦術のもとに闘争をつづけるためには、彼らはまず、階級闘争の歴史的意義と資本主義社会の動きを正確におしえる科学的社会主義の理論を身につけること、そして自分自身の階級的地位と歴史的使命とを、 はっきり理解することが必要である。


『共産党宣言』はまさにこの大綱をしめしたものであり、『賃労働と資本』は、それをとくに経済学的な分析によって裏づけるものであった。マルクスが『賃労働と資本』を書いたのは、第一節のはじめ(24ー26ページ)で彼が言っているとおり、こういう実践のための理論をあきらかにすることを目的としたのである。

     

  

前述のように、エンゲルスはこの本の新版を出すさいに、マルクスの論文に多少の修正をくわえた。「これは、マルクスが1849年に書いたままのパンフレットではなくて、ほぼ彼が1891年にはこう書いたろうと思われるパンフレットである」と、彼は言っている(9ページ)。


ェンゲルスが修正をくわえたのは、「労働」と「労働力」ということばの区別を、はっきりさせるためであった。


労働力とは、富を生産し、価値を創造する、人間の肉体上精神上の能力、すなわち労働する力、の全体である。 「労働」とは、この労働力を実際に使用し、発揮して、富を生産し、価値を創造説することである。


「労働力」は人間にやどっている働く力であり、「労働」はその力を実際につかうことである。この二つを区別することは、きわめて重要である。ある意味では、これが剰余価値理論の中心であり、資本主義的搾取の秘密を解く鍵であると言っていい。いわゆるブルジョア経済学は、すべてこの点でまちがっていると言うこともできる。

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エンゲルスの修正以前の『賃労働と資本』でも、事実上はこの区別がはっきりしており、それにもとづいて賃金や剰余価値の説明がおこなわれている。しかしこの点がほんとうに理論的にはっきりするのは、『資本論』第一巻(1867年発行)である。


『賃労働と資本』を書いた当時のマルクスは、まだマルクス主義経済学を完成していなかった。したがってエンゲルスは、後年のマルクスの正確な概念規定にもとづいて、『賃労働と資本』の用語や表現をいっそう科学的な形になおしたのである。


以上のことについては、この本のはじめのエンゲルスの序文で、くわしく、しかも平易に説明されている。本文でも1節から3節にかけて説かれているが、読者がまずこの序文をよく読んでおかれることを希望する。そして、「労働力」と「労働」の区別が、たんなることばの問題でなく、深刻な階級的意味をもっていることを、しっかりつかんでいただきたい。さらにすすんだ読者は、『賃金、価格、利潤』の第7―10節、『ソ同盟・経済学教科書』第7章「資本と剰余価値。資本主義の基本的経済法則」、『資本論』第1巻第2篇第4章第3節 「労働力の購買と販売」、

同第3篇第5章「労働過程と価値増殖過程」などを研究されるといいと思う。


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