follow me

 


2021年12月5日日曜日

第17回賃労働と資本  カール・マルクス 村田陽一訳  国民文庫=大月書店 の学習 28 ページ

 第17回賃労働と資本

 カール・マルクス 村田陽一訳

 国民文庫=大月書店 の学習

28 ページ


あとでは、労働者を約束した期間はたらかせることによって、それを消費する。


資本家は、労働者の労働力を買ったのと同じ金額、たとえば二マルクで、二ボンドの砂糖

でも他のなにかの商品の一定量でも、買おうと思えば買えたのである。


彼が二ポンドの砂糖を買った二マルクは、二ポンドの砂糖の価格である。


彼が一二時間分の労働力の使用を買った二マルクは、一二時間の労働の価格である。


だから、労働力はまさしく砂糖と同じく一つの商品である。前者は時計ではかられ、後者は秤ではかられる。


労働者は、彼らの商品すなわち労働力を、資本家の商品すなわち貨幣と交換する。


しかも、この交換は一定の割合でおこなわれる。これこれの時間だけ労働力を使用す

るのに対してこれこれの貨幣額というように。


一二時間の機織りに対して二マルクというように。ところでこの二マルクだが、これは二マルクで買うことのできる他のあらゆる商品を代表してはいないであろうか? だから、労働者は、実際上、彼の商品すなわら労働力を、あらゆる種類の商品と、しかも一定の割合で交換したことになる。


資本家は、労働者に彼の一日の労働と交換に二マルク与えることによって、こ

れこれの量の肉、これこれの量の衣服、これこれの量の薪、燈火等々をあたえたので

ある。


だから、この二マルクは、労働力が他の諸商品と交換される割合を、すなわち彼の労働力の交換価値を、あらわしている。


貨幣で評価されたある商品の交換価値こそ、商品の価格とよばれるものである。


だから、賃金とは、労働力の価格――ふつう労働の価格とよばれている――にたいする、人間の血肉以外にはやどるべき場所のないこの独特の商品の価格にたいする特別の名まえにすぎないのである。


だれでもよい、一人の労働者を、たとえば一人の織物工をとってみよう。資本家は彼に織機と糸を供給する。


織物工は仕事にかかり、糸は亜麻布になる。資本家は亜麻布を自分のものにし、それをたとえば二マルクで売る。さて、織物工の賃金は、亜麻布にたいする、二0マルクにたいする、彼の労働の生産物にたいする、わけまえであろうか? けっしてそうではない。亜麻布が売られるずっとまえに、おそらくはそれが織りあげられるずっとまえに、織物工は彼の賃金をうけとりずみである。


だから、資本家はこの賃金を、亜麻布を売って得る貨幣で支払うのではなく、手持の貨幣で支払うのである。織物工がブルジョアから供給をうける織機や糸がこの織物工の生産物でないように、織物工が彼の商品すなわち労働力と交換にうけとる諸商品も、彼の生産物ではない。ブルジョアが自分の亜麻布に賞手を一人もみっけられないということ だって、ありうることだった。

それを売ってもブルジョアが賃金さえ回収できないと(29ページ末)


cyuumoku

2026年春闘|UAゼンセン賃上げ要求は平均6.46%に上昇📊 正社員・パートとも過去最高水準

  ✏️ 絵文字リライト版 🗓 2026年春闘の賃上げ要求が過去最高水準に 2026年の春闘について、繊維・流通・外食などの労働組合で構成される UAゼンセン は3月5日、傘下組合の賃上げ要求を集計した結果を発表しました📢 その結果、 3月3日時点の平均賃上げ要求 は次の通...